大河ドラマ「べらぼう」~蔦重栄華乃夢噺〜で描かれる蔦屋重三郎と江戸時代のおもしろさ

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2025年1月5日からNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)がスタートします。
このドラマは蔦屋 重三郎(つたや じゅうざぶろう)という方が主人公です。
私もはじめて聞いたのですが、実はこの方凄い方なんです。
江戸時代の文化を作った方といっても過言ではありません。
そんな方を中心に江戸の世界を森下佳子さんが描かれるということで楽しみでしかありません。
この記事では大河ドラマ「べらぼう」で描かれる蔦屋重三郎が活躍した江戸時代とドラマの魅力を解説していきたいと思いますのでどうか最後までご覧ください。

大河ドラマ「べらぼう」で描かれる蔦屋重三郎が活躍した江戸時代のおもしろさ

蔦屋重三郎って何をした人?

蔦屋 重三郎(以下、蔦重)は貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
江戸時代の自由な空気の中、様々な文化が花開き、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった大人向けの絵入り書籍でヒット作を次々と連発。33歳で日本橋に店を構え、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見いだした才能は、喜多川歌麿・山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。

しかし時世は移り変わり、寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、幕府からの執ような弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。
最後に蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛ける。

蔦屋重三郎が生きた江戸時代の年号

蔦屋 重三郎(つたや じゅうざぶろう)、寛延3年1月7日(1750年2月13日)ー 寛政9年5月6日(1797年5月31日)

江戸時代中期

・寛延 1748~1751

・宝暦 1751~1764

・明和 1764~1772

・安永 1772~1781

江戸時代後期

・天明 1781~1789

・寛政 1789~1801 寛政の改革

大河ドラマ「べらぼう」ってどんなはなし?蔦屋重三郎と江戸時代

作・森下佳子 × 主演・横浜流星

親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)。
天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期。
喜多川歌麿(きたがわ・うたまろ)、葛飾北斎(かつしか・ほくさい)、山東京伝(さんとう・きょうでん)、滝沢馬琴(たきざわ・ばきん)を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出しました。
日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時に“お上”に目を付けられても“面白さ”を追求し続けた人物、“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマです。

大河ドラマ「べらぼう」で描かれる蔦屋重三郎と共に生きた人々

蔦屋重三郎が売り出した若き才能

喜多川歌麿ー浮世絵師
山東京伝ー浮世絵師、戯作者
葛飾北斎ー浮世絵師
曲亭馬琴ー読本作者
十返舎一九ー戯作者、絵師
東洲斎写楽ー謎多き浮世絵師

大河ドラマ「べらぼう」キャスト

横浜流星ー蔦屋重三郎
橋本愛ー蔦屋重三郎の妻 てい
冨永愛ー高岳(大奥の最高権力者)
渡辺謙ー田沼意次
石坂浩二ー松平武元
寺田心ー田安賢丸ー松平定信ーのちに寛政の改革を行う
眞島秀和ー10代将軍・家治
奥智哉ー家治の嫡男・家基
原田泰造ー田沼家の用人
宮沢氷魚ー意次の側近、意知
吉沢悠ー意次の側近、松本秀持
安田顕ー平賀源内
風間俊介ー鶴屋喜右衛門ー江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在。蔦屋重三郎(横浜流星)と対立
片岡愛之助ー鱗形屋孫兵衛
西村まさ彦ー西村屋与八
安達祐実ー吉原の女郎屋・大黒屋の女将ー蔦重の後見となる
高橋克実ー駿河屋
正名僕蔵ー松葉屋
伊藤淳史ー大文字屋
山路和弘ー扇屋
愛希れいかー朝顔、元・松葉屋の高級女郎
木村了ー平秩東作、様々な事業を手掛ける「山師」、平賀源内の商売仲間
山村紅葉ー大文字屋の遣手(やりて)=遊女監督
福原遥ー誰袖、蔦重に想いを寄せる

大河ドラマ「べらぼう」で描かれる蔦屋重三郎について、まとめ

江戸時代中期から後期の文化を築いた蔦屋重三郎とその渦中にいた人々がどのように生きたか、早くドラマを見て江戸時代の世界観に浸りたいですね。
私は特に脚本の森下佳子さんの作品が大好きなのでとても期待してしまいます。
今までにない大河ドラマになることは間違いないですし、多くの方が楽しみにする作品となるでしょう。
また、追加の情報等がありましたらお知らせしますので是非ご期待ください。それでは!

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